GW岐阜巡り、そして北海道へ

2025岐阜の旅

先日桜を見るために岐阜を日帰りで巡ったばかりだけど、今度は土日を使って岐阜を旅してきた。

今回は東濃メイン。
ずっと見たかった旅足橋や丸山ダム、笠置山のヒカリゴケ、夕森渓谷。
それに今まで一度も「晴れ」に恵まれなかった馬籠宿。
そこからの県越えで、妻籠宿。



特に心が動いたポイントはヒカリゴケを見た瞬間(すごいすごい!と手を叩いてはしゃいでしまった)と、馬籠を歩きながらリリさんのことを考えていた(当時の記憶が不意にぶわっとよみがえってきて言葉を失った)とき。

今回はいくつか写真を載せるだけにして、後日またレポートにまとめてみようと思う。














第二部は北海道


また、この旅にはもうひとつテーマがある。


ゴールデンウイークはこのあと北海道をバイクで巡る。

自分の中で今回の岐阜の旅と北海道の旅は(間に二日ほど中日はあるが)ひと続きだ。
決して前哨戦というんじゃなく、同じ旅の「第一部」と「第二部」のような感覚。



昨年も同じように岐阜の旅の直後に北海道へ行った。
そうすることで旅の最中のアンテナが敏感になり、発見が増えて、旅がより実り多いものになった。
たとえば最北の田んぼでの感動は、岐阜の坂折棚田で田んぼの水入れを見たからこそ得られた発見だった。



また、体を慣らすという面でも良かった。
体力もそうだし、寒さに対しても。


今回、東濃の夜は摂氏4度まで下がり、十分な防寒装備を着てもなお寒かった。

今年のゴールデンウイークの北海道は場所によっては雪や、氷点下になる予報も出ているので、さらに対策の必要を感じている。










今回の走行距離は二日間、往復で約600キロ。
二週間まえの花見ツーリングのときは一日で往復450キロほどだった。

4月に合計1000キロ超走ったことになる。
(ちなみに下道を走っている)



こうやってある程度の長距離を走っておくと自信もつくし、体の感覚も心の感覚も「馴れ」て、自分の中に物差し(基準)ができる。



たとえば、北海道の札幌から知床の羅臼までだいたい450キロ。
基本的には北海道の道は広く走りやすいので、実際の走行時間は岐阜東京間に比べて短いものになる。
走ろうと思えば一日でじゅうぶん走れる距離だな、と判断できる。


また、今回の岐阜旅では長野県の妻籠にも入ったので、その一番遠いところから京都までが約250キロだった。
夕方15時に出て京都に23時に着いた。
途中休憩を合計1時間ほどとった上、岐阜市内では渋滞や信号待ちも多かったから、走っていない時間を合計1時間ほどと見て、実際の走行時間は6時間ほどだろう。

6時間で250キロ。
これも北海道の道ならもう少し走れる距離は伸びるはずだ。


こうした物差しがあれば、「4日あれば札幌-知床をある程度余裕をもって往復できるな」という算段が立つ。




とはいえ、土地や季節、天候が変わればこの物差しが全く役に立たない可能性もある。
今回の不確定要素は「雪と寒さ」だ。


去年の北海道の寒さなら、問題なかった。
自分は元々真冬でも週数回はバイクで走るから、0度くらいまでの寒さなら割と馴れている。
しっかりと防寒対策をしていった。


宗谷岬周辺の夜の冷え込みは特筆すべき凄まじさで息もまともにできないほど凍えたものの、それ以外は晴天の下日差しにあたためられてずっと快適に走れたと思う。


ただ今年のゴールデンウイークの北海道天気予報をみると曇りや雨、雪マークがついている。
夜は0度やマイナス度の地域もあるようだ。

晴れて日差しのある無風の5度と、どんより曇って風の強い15度だと、後者の方が圧倒的に体が冷えて寒い。
バイク走行中はいつも強風に吹かれまくっている状態だ。



防寒だけでなく、「防風」を考えて装備を選択しないと、思ったように距離を走れない可能性が高い。
特に早朝と日暮れ以降。

心して準備しよう。






準備を整えたら、北海道へ出発だ。



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